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プリウス爆発的人気をトヨタが素直に喜べない裏事情[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/07/12(日) 13:00
プリウス爆発的人気をトヨタが素直に喜べない裏事情
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090712-00000000-sh_mon-bus_all
7月12日13時0分配信 MONEYzine
日本自動車販売協会連合会などが今月6日に発表した6月の車種別新車販売台数では、トヨタ自動車の「プリウス」が軽自動車を押しのけ首位に立った。ハイブリッド車が総合ランキングのトップを奪ったのは初めてのことだ。
5月に発売された新型プリウスは、現在注文しても納車が来年3月上旬以降になるほどの大人気。受注台数は20万台に迫っており、フル生産でも追いついていない状況が続いている。これを受けてトヨタは7月からプリウスなどを生産する国内3工場で、休日出勤を復活させる方針だ。
不況により自動車業界では減産が続いていたが、トヨタはハイブリッド車人気で調子が上向いてきたかのようにも感じられる。しかしプリウスが爆発的に売れている一方で、「プリウスは売れているけど、プリウスしか売れていない」(千葉県内のトヨタ販売店)という同社にとっては素直に喜べない事態が起こっているという。
実際にプリウス以外の車種の販売は思わしくない。売れ筋である「ヴィッツ」や「カローラ」も昨年から大きく販売台数を落としている。
新型プリウスはホンダが2月に発売したハイブリッド車「インサイト」(最低価格189万円)に価格面でも対抗するために当初予定していた最低価格を大幅に下げ、旧型モデルから30万円も安い205万円に価格を抑えたこともあって利益が薄い。それに加えて「高級車が目的で販売店を訪れたユーザーも、エコカー減税などの影響で最終的にはお買い得のプリウスに流れてしまう」(同)ため、利益幅が大きい高級車「クラウン」やレクサスの客を儲けの出ないプリウスが奪っているという。昨年、年間の新車乗用車販売台数ランキングで4位に入っていたクラウンは先月19位まで順位を落としている。
先月の取締役会で新社長となった豊田章男氏のもと短期間での赤字脱却を目指したいトヨタだが、プリウス人気を業績向上へどう結びつけるのか、新体制に新たな障壁が立ちはだかっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090712-00000000-sh_mon-bus_all
7月12日13時0分配信 MONEYzine
日本自動車販売協会連合会などが今月6日に発表した6月の車種別新車販売台数では、トヨタ自動車の「プリウス」が軽自動車を押しのけ首位に立った。ハイブリッド車が総合ランキングのトップを奪ったのは初めてのことだ。
5月に発売された新型プリウスは、現在注文しても納車が来年3月上旬以降になるほどの大人気。受注台数は20万台に迫っており、フル生産でも追いついていない状況が続いている。これを受けてトヨタは7月からプリウスなどを生産する国内3工場で、休日出勤を復活させる方針だ。
不況により自動車業界では減産が続いていたが、トヨタはハイブリッド車人気で調子が上向いてきたかのようにも感じられる。しかしプリウスが爆発的に売れている一方で、「プリウスは売れているけど、プリウスしか売れていない」(千葉県内のトヨタ販売店)という同社にとっては素直に喜べない事態が起こっているという。
実際にプリウス以外の車種の販売は思わしくない。売れ筋である「ヴィッツ」や「カローラ」も昨年から大きく販売台数を落としている。
新型プリウスはホンダが2月に発売したハイブリッド車「インサイト」(最低価格189万円)に価格面でも対抗するために当初予定していた最低価格を大幅に下げ、旧型モデルから30万円も安い205万円に価格を抑えたこともあって利益が薄い。それに加えて「高級車が目的で販売店を訪れたユーザーも、エコカー減税などの影響で最終的にはお買い得のプリウスに流れてしまう」(同)ため、利益幅が大きい高級車「クラウン」やレクサスの客を儲けの出ないプリウスが奪っているという。昨年、年間の新車乗用車販売台数ランキングで4位に入っていたクラウンは先月19位まで順位を落としている。
先月の取締役会で新社長となった豊田章男氏のもと短期間での赤字脱却を目指したいトヨタだが、プリウス人気を業績向上へどう結びつけるのか、新体制に新たな障壁が立ちはだかっている。
トムス、プリウス 新型用の17インチ鍛造アルミホイールを発売[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/07/10(金) 11:10
トムス、プリウス 新型用の17インチ鍛造アルミホイールを発売
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090710-00000003-rps-ind
7月10日11時10分配信 レスポンス
17インチ鍛造アルミホイール「EP-2」
トムスは、新型トヨタ『プリウス』専用の超軽量鍛造ワンピースアルミホイール「EP-2」を8月に発売する。
プリウスの省燃費性能をさらに向上させ、より優れた乗り心地と軽快な走りを可能とする。F1ホイールの製造に用いられる鍛造製法により、標準の17インチホイールに対し47%(製品重量5.8kg)の軽量化を実現した。転がり抵抗の少ない標準17インチタイヤの使用を可能を可能とし、プリウスの潜在能力を引き出す高性能ホイールだ。
17インチ鍛造アルミホイール「EP-2」
●価格:4万7250円
●適合車種:プリウス(ZVW30)、プリウス(NHW20)
プリウス(ZVW30)への装着は標準車両のタイヤ(215/45R17)が使用可能。
《レスポンス 佐々木誠》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090710-00000003-rps-ind
7月10日11時10分配信 レスポンス
17インチ鍛造アルミホイール「EP-2」
トムスは、新型トヨタ『プリウス』専用の超軽量鍛造ワンピースアルミホイール「EP-2」を8月に発売する。
プリウスの省燃費性能をさらに向上させ、より優れた乗り心地と軽快な走りを可能とする。F1ホイールの製造に用いられる鍛造製法により、標準の17インチホイールに対し47%(製品重量5.8kg)の軽量化を実現した。転がり抵抗の少ない標準17インチタイヤの使用を可能を可能とし、プリウスの潜在能力を引き出す高性能ホイールだ。
17インチ鍛造アルミホイール「EP-2」
●価格:4万7250円
●適合車種:プリウス(ZVW30)、プリウス(NHW20)
プリウス(ZVW30)への装着は標準車両のタイヤ(215/45R17)が使用可能。
《レスポンス 佐々木誠》
09年上半期、新型車の販売目標達成率---売れている車はこれ[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/07/08(水) 13:40
09年上半期、新型車の販売目標達成率---売れている車はこれ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090708-00000009-rps-ind
7月8日13時40分配信 レスポンス
トヨタ・プリウス
学校は1学期の終わりが近づき、成績表が気になる人もいるだろう。2009年上半期に発表された新型車が、目標とする販売台数を達成しているかチェックした。ハイブリッド以外の新型車は、さっぱり売れていない。
■新型車、発売後1か月の目標達成率
車名:発売後1か月の受注台数/目標月販台数=目標達成率
トヨタ・プリウス:18万台/1万台=18倍
レクサスRX450h:1000台/250台=4倍
レクサスRX350:1500台/400台=3.8倍
ホンダ・インサイト:1万8000台/5000台=3.6倍
スバル・レガシィ:7000台/3000台=2.3倍
トヨタ・クラウンマジェスタ:2000台/1000台=2倍
ホンダ・アコード:2000台/1000台=2倍
トヨタ・ウィッシュ:1万台/6000台=1.7倍
トヨタ・パッソセッテ:5000台/3000台=1.7倍
車の販売の好不調をモデルごとに比べる場合、販売台数だけでは比べられない。たとえば、少数を売る計画のスペシャリティカーがバカ売れしたり、量販を期待していた大衆ミニバンが空振りしたりする。そこで、目標販売台数を達成しているかどうかをチェックした。
新型トヨタ『プリウス』が発売1か月で目標の18倍を受注したとニュースになったが、これは現物待ちの予約も含んだ台数だ。モデルチェンジを予期した買い控えや、旧型の販売が終了して需要が抑制されるなどの反動で、新型発売直後は販売台数は伸びるもの。これが“新型車”効果だ。
■新型車、6月の目標達成率
車名(発売月):6月の販売台数=目標達成率
レクサスRX450h(09年4月):824台=3.3倍
トヨタ・プリウス(09年5月):2万2292台=2.2倍
ホンダ・インサイト(09年2月):8782台=1.8倍
トヨタ・ウィッシュ(09年4月):6022台=1.0倍
スバル・レガシィ(09年5月):3040台=1.0倍
トヨタ・クラウンマジェスタ(09年3月):503台=0.5倍
ホンダ・アコード(08年12月):342台=0.3倍
レクサスRX350(09年1月):116台=0.3倍
トヨタ・パッソセッテ(08年12月):706台=0.2倍
いっぽう目標月間販売台数はモデル寿命を通じての月間平均だ。したがって発売直後は目標を大幅に上回るようでないと困る。そこで6月の販売台数が目標を達成しているかを調べた。プリウスやホンダ『インサイト』は好調だが、それ以外は早くも目標割れ。
注目はレクサス『RX』で、ハイブリッドが目標の3倍以上であるのに対し、そのハイブリッド以上の販売を期待されていたガソリンは、目標の3分の1にもなっていない。
《レスポンス 高木啓》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090708-00000009-rps-ind
7月8日13時40分配信 レスポンス
トヨタ・プリウス
学校は1学期の終わりが近づき、成績表が気になる人もいるだろう。2009年上半期に発表された新型車が、目標とする販売台数を達成しているかチェックした。ハイブリッド以外の新型車は、さっぱり売れていない。
■新型車、発売後1か月の目標達成率
車名:発売後1か月の受注台数/目標月販台数=目標達成率
トヨタ・プリウス:18万台/1万台=18倍
レクサスRX450h:1000台/250台=4倍
レクサスRX350:1500台/400台=3.8倍
ホンダ・インサイト:1万8000台/5000台=3.6倍
スバル・レガシィ:7000台/3000台=2.3倍
トヨタ・クラウンマジェスタ:2000台/1000台=2倍
ホンダ・アコード:2000台/1000台=2倍
トヨタ・ウィッシュ:1万台/6000台=1.7倍
トヨタ・パッソセッテ:5000台/3000台=1.7倍
車の販売の好不調をモデルごとに比べる場合、販売台数だけでは比べられない。たとえば、少数を売る計画のスペシャリティカーがバカ売れしたり、量販を期待していた大衆ミニバンが空振りしたりする。そこで、目標販売台数を達成しているかどうかをチェックした。
新型トヨタ『プリウス』が発売1か月で目標の18倍を受注したとニュースになったが、これは現物待ちの予約も含んだ台数だ。モデルチェンジを予期した買い控えや、旧型の販売が終了して需要が抑制されるなどの反動で、新型発売直後は販売台数は伸びるもの。これが“新型車”効果だ。
■新型車、6月の目標達成率
車名(発売月):6月の販売台数=目標達成率
レクサスRX450h(09年4月):824台=3.3倍
トヨタ・プリウス(09年5月):2万2292台=2.2倍
ホンダ・インサイト(09年2月):8782台=1.8倍
トヨタ・ウィッシュ(09年4月):6022台=1.0倍
スバル・レガシィ(09年5月):3040台=1.0倍
トヨタ・クラウンマジェスタ(09年3月):503台=0.5倍
ホンダ・アコード(08年12月):342台=0.3倍
レクサスRX350(09年1月):116台=0.3倍
トヨタ・パッソセッテ(08年12月):706台=0.2倍
いっぽう目標月間販売台数はモデル寿命を通じての月間平均だ。したがって発売直後は目標を大幅に上回るようでないと困る。そこで6月の販売台数が目標を達成しているかを調べた。プリウスやホンダ『インサイト』は好調だが、それ以外は早くも目標割れ。
注目はレクサス『RX』で、ハイブリッドが目標の3倍以上であるのに対し、そのハイブリッド以上の販売を期待されていたガソリンは、目標の3分の1にもなっていない。
《レスポンス 高木啓》
<プリウス>6月の新車販売台数、軽を抜く 減税追い風、軽との価格差縮まる[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/07/07(火) 11:16
<プリウス>6月の新車販売台数、軽を抜く 減税追い風、軽との価格差縮まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000022-maiall-bus_all
7月7日11時16分配信 毎日新聞
プリウスとワゴンRの比較
◇減税追い風に快走、ハイブリッド初の首位
6月の車名別新車販売の総合ランキング(軽自動車を含む)で、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比約3・6倍の2万2292台と、HVで初の首位に立った。08年1月以降、首位を独占してきた軽自動車を6000台以上引き離す快走ぶり。ただ、HV人気は既存乗用車の需要を食いつぶす副作用もあり、トヨタとホンダでは販売戦略が分かれつつある。【大久保渉】
政府のエコカー減税や買い替え支援策を追い風に5月18日の発売前から注目された新型プリウス。「受注は20万台とかつてない水準」--。トヨタ自動車の豊田章男社長は6月25日の就任会見で、売れ行きの手応えをそう話していたが、その勢いのまま発売わずか2カ月で、前月まで6カ月連続で総合ランキング1位の軽自動車「ワゴンR」(スズキ)を抜き、軽を除く自動車として1年半ぶりにトップを奪い返した。
ホンダのHV「インサイト」も同7位と好調で、他の車種も合わせた6月のHVの販売台数は計3万4152台と、販売シェアは軽を含めた新車販売全体で8・9%に上昇。乗用車だけに限れば14・0%にのぼる。
特に、新型プリウスは燃費性能を世界最高水準に引き上げながら、最廉価版の車両価格を旧型より約30万円安い205万円に設定するなど、もともと“お得感”が売り物。これに、エコカー減税で購入時の自動車取得・重量税(14万4500円)の100%免除や、車齢13年を超える車を廃車にして買い替えた場合の25万円の補助が加わり、圧倒的な割安感でプリウスブームを巻き起こした。
HVが国の支援を最大限生かす一方、割を食った形となっているのが、従来、自動車取得税・重量税など取得・維持経費の安さを売り物に人気を得てきた軽自動車だ。
5月発売のワゴンR「FXリミテッド2」の場合、一般タイプは減税額が2万1500円、買い替え補助が12万5000円で、負担軽減額は計14万6500円。車両価格に自動車取得税・重量税を合わせた実際の購入費用で見ると、プリウスの最廉価版との価格差99万6500円は、減税と買い替え補助を加味すれば、74万8500円に縮まる。
6月の軽自動車の販売台数は前年同月比17・8%減の9万9550台と低迷。全国軽自動車協会連合会は「(国の支援)制度が軽自動車業界にはマイナスに出る可能性がある」(幹部)と危機感を強めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000022-maiall-bus_all
7月7日11時16分配信 毎日新聞
プリウスとワゴンRの比較
◇減税追い風に快走、ハイブリッド初の首位
6月の車名別新車販売の総合ランキング(軽自動車を含む)で、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比約3・6倍の2万2292台と、HVで初の首位に立った。08年1月以降、首位を独占してきた軽自動車を6000台以上引き離す快走ぶり。ただ、HV人気は既存乗用車の需要を食いつぶす副作用もあり、トヨタとホンダでは販売戦略が分かれつつある。【大久保渉】
政府のエコカー減税や買い替え支援策を追い風に5月18日の発売前から注目された新型プリウス。「受注は20万台とかつてない水準」--。トヨタ自動車の豊田章男社長は6月25日の就任会見で、売れ行きの手応えをそう話していたが、その勢いのまま発売わずか2カ月で、前月まで6カ月連続で総合ランキング1位の軽自動車「ワゴンR」(スズキ)を抜き、軽を除く自動車として1年半ぶりにトップを奪い返した。
ホンダのHV「インサイト」も同7位と好調で、他の車種も合わせた6月のHVの販売台数は計3万4152台と、販売シェアは軽を含めた新車販売全体で8・9%に上昇。乗用車だけに限れば14・0%にのぼる。
特に、新型プリウスは燃費性能を世界最高水準に引き上げながら、最廉価版の車両価格を旧型より約30万円安い205万円に設定するなど、もともと“お得感”が売り物。これに、エコカー減税で購入時の自動車取得・重量税(14万4500円)の100%免除や、車齢13年を超える車を廃車にして買い替えた場合の25万円の補助が加わり、圧倒的な割安感でプリウスブームを巻き起こした。
HVが国の支援を最大限生かす一方、割を食った形となっているのが、従来、自動車取得税・重量税など取得・維持経費の安さを売り物に人気を得てきた軽自動車だ。
5月発売のワゴンR「FXリミテッド2」の場合、一般タイプは減税額が2万1500円、買い替え補助が12万5000円で、負担軽減額は計14万6500円。車両価格に自動車取得税・重量税を合わせた実際の購入費用で見ると、プリウスの最廉価版との価格差99万6500円は、減税と買い替え補助を加味すれば、74万8500円に縮まる。
6月の軽自動車の販売台数は前年同月比17・8%減の9万9550台と低迷。全国軽自動車協会連合会は「(国の支援)制度が軽自動車業界にはマイナスに出る可能性がある」(幹部)と危機感を強めている。
<6月新車販売台数>プリウス、軽を抜く[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/07/07(火) 00:41
<6月新車販売台数>プリウス、軽を抜く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000002-mai-bus_all
7月7日0時41分配信 毎日新聞
新型プリウス
6月の車名別新車販売の総合ランキング(軽自動車を含む)で、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比約3・6倍の2万2292台と、HVで初の首位に立った。08年1月以降、首位を独占してきた軽自動車を6000台以上引き離す快走ぶり。ただ、HV人気は既存乗用車の需要を食いつぶす副作用もあり、トヨタとホンダでは販売戦略が分かれつつある。【大久保渉】
◇減税追い風に快走--ハイブリッド初の首位
政府のエコカー減税や買い替え支援策を追い風に5月18日の発売前から注目された新型プリウス。「受注は20万台とかつてない水準」--。トヨタの豊田章男社長は6月25日の就任会見で、売れ行きの手応えをそう話していたが、その勢いのまま発売わずか2カ月で、前月まで6カ月連続で総合ランキング1位の軽自動車「ワゴンR」を抜き、軽を除く自動車として1年半ぶりにトップを奪い返す快挙を達成した。
ホンダのHV「インサイト」も同7位と好調で、他の車種も合わせた6月のHVの販売台数は計3万4152台と、販売シェアは軽を含めた新車販売全体で8.9%に上昇。乗用車だけに限れば14.0%にのぼる。
特に、新型プリウスは燃費性能を世界最高水準に引き上げながら、最廉価版の価格を旧型より約30万円安い205万円に設定するなど、もともと“お得感” が売り物。これに、エコカー減税で購入時の自動車取得・重量税(14万4500円)の100%免除や、車齢13年を超える車を廃車にして買い替えた場合の25万円の補助が加わり、圧倒的な割安感でプリウスブームを巻き起こした。
HVが国の支援を最大限生かす一方、割を食った形となっているのが、従来、自動車取得税・重量税など取得・維持経費の安さを売り物に人気を得てきたワゴンRなどの軽自動車。新車買い替え補助額もプリウスなどHVを含む普通車に比べ、半額にとどまる。
5月に発売したスズキのワゴンR「FXリミテッド2」の場合、一般タイプは減税額が2万1500円、買い替え補助が12万5000円で、負担軽減額は計14万6500円。プリウスなどHVに比べると“お得感”が小さく、国の支援の追い風に乗れていない。
6月の軽自動車の販売台数は前年同月比17.8%減の9万9550台と低迷。全国軽自動車協会連合会は「(国の支援)制度が軽自動車業界にはマイナスに出る可能性がある」(幹部)と危機感を強めている。
◇エコカー攻勢か、既存車と共存か 豊田VSホンダ
HVの好調ぶりが目立つトヨタとホンダだが、HVの位置づけでは違いが出始めている。国の支援を追い風にHVの普及を一気に進めようとするトヨタに対して、ホンダは小型車「フィット」やミニバン「フリード」など既存の売れ筋のガソリン車の販売との共存共栄を図る戦略を模索しているからだ。
実際、トヨタはプリウス絶好調の陰で、カローラが前年同期比半減と大きく落ち込むなど「トヨタ勢同士での食い合い」(幹部)も目立つ。一方、ホンダはガソリン車の販売にも力を注ぎ、フィットが5位、インサイトが7位、フリード11位と人気の3車種をバランス良くランクインさせた。メーカー別の6月新車販売台数でもホンダは前年同月比5・7%増のプラスを記録。車種が多いこともあるが、トヨタの6月の新車販売台数は同11.4%減と対照的な結果となっている。
トヨタは今月中旬に高級車、レクサスブランドのHVを値ごろ感のある400万円前後で投入し、さらにHVの車種を拡大する方針だ。一方、ホンダは「HVに見合った価格設定をしなければ、他の車が売れなくなる」(幹部)とHVの急拡大路線には慎重。今後はSUV(スポーツタイプ多目的車)などにHV車種を広げる際にも、既存ガソリン車との食い合い防止の工夫を探る考えを強調している。
◆6月の乗用車販売ランキング◆
順位 車名 メーカー 台数 伸び率
(1)プリウス (トヨタ) 22292(257.8)
<2>ワゴンR (スズキ) 16185( ▼4.9)
<3>ムーヴ (ダイハツ) 14935( 1.8)
<4>タント (ダイハツ) 13243(▼14.7)
(5)フィット (ホンダ) 13016(▼11.5)
(6)ヴィッツ (トヨタ) 9092( ▼7.7)
(7)インサイト (ホンダ) 8782( - )
(8)パッソ (トヨタ) 7692( 14.7)
<9>アルト (スズキ) 6955( 33.5)
(10)セレナ (日 産) 6657( ▼0.9)
(11)フリード (ホンダ) 6495( 21.8)
(12)カローラ (トヨタ) 6468(▼50.0)
<13>ライフ (ホンダ) 6412(▼11.1)
(14)ウィッシュ (トヨタ) 6022(109.9)
(15)ヴォクシー (トヨタ) 5765( 11.2)
(16)ノート (日 産) 5670( 14.0)
<17>ミラ (ダイハツ) 5587(▼30.4)
(18)デミオ (マツダ) 5158( ▼2.0)
(19)ティーダ (日 産) 5154( ▼5.0)
(20)ノア (トヨタ) 4992( 8.5)
※順位<>は軽自動車、カッコ内は前年同月比%。▼はマイナス、-は比較できず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000002-mai-bus_all
7月7日0時41分配信 毎日新聞
新型プリウス
6月の車名別新車販売の総合ランキング(軽自動車を含む)で、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比約3・6倍の2万2292台と、HVで初の首位に立った。08年1月以降、首位を独占してきた軽自動車を6000台以上引き離す快走ぶり。ただ、HV人気は既存乗用車の需要を食いつぶす副作用もあり、トヨタとホンダでは販売戦略が分かれつつある。【大久保渉】
◇減税追い風に快走--ハイブリッド初の首位
政府のエコカー減税や買い替え支援策を追い風に5月18日の発売前から注目された新型プリウス。「受注は20万台とかつてない水準」--。トヨタの豊田章男社長は6月25日の就任会見で、売れ行きの手応えをそう話していたが、その勢いのまま発売わずか2カ月で、前月まで6カ月連続で総合ランキング1位の軽自動車「ワゴンR」を抜き、軽を除く自動車として1年半ぶりにトップを奪い返す快挙を達成した。
ホンダのHV「インサイト」も同7位と好調で、他の車種も合わせた6月のHVの販売台数は計3万4152台と、販売シェアは軽を含めた新車販売全体で8.9%に上昇。乗用車だけに限れば14.0%にのぼる。
特に、新型プリウスは燃費性能を世界最高水準に引き上げながら、最廉価版の価格を旧型より約30万円安い205万円に設定するなど、もともと“お得感” が売り物。これに、エコカー減税で購入時の自動車取得・重量税(14万4500円)の100%免除や、車齢13年を超える車を廃車にして買い替えた場合の25万円の補助が加わり、圧倒的な割安感でプリウスブームを巻き起こした。
HVが国の支援を最大限生かす一方、割を食った形となっているのが、従来、自動車取得税・重量税など取得・維持経費の安さを売り物に人気を得てきたワゴンRなどの軽自動車。新車買い替え補助額もプリウスなどHVを含む普通車に比べ、半額にとどまる。
5月に発売したスズキのワゴンR「FXリミテッド2」の場合、一般タイプは減税額が2万1500円、買い替え補助が12万5000円で、負担軽減額は計14万6500円。プリウスなどHVに比べると“お得感”が小さく、国の支援の追い風に乗れていない。
6月の軽自動車の販売台数は前年同月比17.8%減の9万9550台と低迷。全国軽自動車協会連合会は「(国の支援)制度が軽自動車業界にはマイナスに出る可能性がある」(幹部)と危機感を強めている。
◇エコカー攻勢か、既存車と共存か 豊田VSホンダ
HVの好調ぶりが目立つトヨタとホンダだが、HVの位置づけでは違いが出始めている。国の支援を追い風にHVの普及を一気に進めようとするトヨタに対して、ホンダは小型車「フィット」やミニバン「フリード」など既存の売れ筋のガソリン車の販売との共存共栄を図る戦略を模索しているからだ。
実際、トヨタはプリウス絶好調の陰で、カローラが前年同期比半減と大きく落ち込むなど「トヨタ勢同士での食い合い」(幹部)も目立つ。一方、ホンダはガソリン車の販売にも力を注ぎ、フィットが5位、インサイトが7位、フリード11位と人気の3車種をバランス良くランクインさせた。メーカー別の6月新車販売台数でもホンダは前年同月比5・7%増のプラスを記録。車種が多いこともあるが、トヨタの6月の新車販売台数は同11.4%減と対照的な結果となっている。
トヨタは今月中旬に高級車、レクサスブランドのHVを値ごろ感のある400万円前後で投入し、さらにHVの車種を拡大する方針だ。一方、ホンダは「HVに見合った価格設定をしなければ、他の車が売れなくなる」(幹部)とHVの急拡大路線には慎重。今後はSUV(スポーツタイプ多目的車)などにHV車種を広げる際にも、既存ガソリン車との食い合い防止の工夫を探る考えを強調している。
◆6月の乗用車販売ランキング◆
順位 車名 メーカー 台数 伸び率
(1)プリウス (トヨタ) 22292(257.8)
<2>ワゴンR (スズキ) 16185( ▼4.9)
<3>ムーヴ (ダイハツ) 14935( 1.8)
<4>タント (ダイハツ) 13243(▼14.7)
(5)フィット (ホンダ) 13016(▼11.5)
(6)ヴィッツ (トヨタ) 9092( ▼7.7)
(7)インサイト (ホンダ) 8782( - )
(8)パッソ (トヨタ) 7692( 14.7)
<9>アルト (スズキ) 6955( 33.5)
(10)セレナ (日 産) 6657( ▼0.9)
(11)フリード (ホンダ) 6495( 21.8)
(12)カローラ (トヨタ) 6468(▼50.0)
<13>ライフ (ホンダ) 6412(▼11.1)
(14)ウィッシュ (トヨタ) 6022(109.9)
(15)ヴォクシー (トヨタ) 5765( 11.2)
(16)ノート (日 産) 5670( 14.0)
<17>ミラ (ダイハツ) 5587(▼30.4)
(18)デミオ (マツダ) 5158( ▼2.0)
(19)ティーダ (日 産) 5154( ▼5.0)
(20)ノア (トヨタ) 4992( 8.5)
※順位<>は軽自動車、カッコ内は前年同月比%。▼はマイナス、-は比較できず
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