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20万円節税? 一足早くエコカー買い換えシミュレーション[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2008/12/16(火) 00:00
20万円節税? 一足早くエコカー買い換えシミュレーション
http://jafmate.jp/eco/20081216_721.ph
来年4月に実施が予定されているエコカー減税。車種や時期によっては、数十万円に及ぶ自動車にかかわる税金が数万円にまで減額される。エコカー買い換えのチャンスと言えそうだ。実際にどれくらいの額が減税されるのか、シミュレーションをしてみよう。
まずは、クルマにかかる税金について整理してみよう。
クルマを購入する際にまずかかるのが「自動車取得税」。消費税5%を含む車両の取得価格に、普通乗用車の場合は5%、軽自動車の場合は3%の税金が課せられる。次に、クルマを所有するのにかかる税金が2種類ある。クルマの重さに応じて年間で決まった額が課せられる「自動車重量税」と、エンジンの排気量に応じて年間で決まった額が課せられる「自動車税」だ。
来年4月からのエコカー減税では、以上のうち、「自動車取得税」と「自動車重量税」が減税対象となっている。そして減税率は、車種によって異なる。そのため、減税をフル活用するには、来年4月以降に購入することを前提に、減税効果の高い車種を選択することが不可欠だ。
そこで最も減税率が高い100%、すなわち免除の車種はというと、電気自動車や燃料電池車、天然ガス自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車、クリーンディーゼル車が対象となっている。燃料電池車や天然ガス自動車はマイカーとして適当ではないので除外するとして、電気自動車やプラグインハイブリッド車についても、まだ実用的な市販車は出ていない。だから、選択肢はハイブリッド車とクリーンディーゼル車に絞られる。
とはいっても、ハイブリッド車もクリーンディーゼル車も、それぞれ100%の減税を受けるには、燃費や排ガス基準で条件がある。ハイブリッド車では、平成22年度燃費基準+25%かつ平成17年排出ガス基準75%以上低減(☆☆☆☆)、クリーンディーゼル車では、平成21年排出ガス基準に適合している必要がある。これらの条件に合致するのは、今年9月時点で以下の10車種となる。
ハイブリッド車:
トヨタ「プリウス」「エスティマハイブリッド」「アルファードハイブリッド」「ハリアーハイブリッド」「クラウンハイブリッド」、レクサス「LS600hL」「LS600h」「GS450h」、ホンダ「シビックハイブリッド」
クリーンディーゼル車:
日産「エクストレイル」
このほか、来年の早い時期にホンダから新型ハイブリッド車「インサイト」が登場することは確実なようなので、インサイトも選択肢に入れてもよいだろう。
さて、実際にどれくらい税金が安くなるかを、モデル車種を決めて、減税額を計算してみよう。モデル車種は、トヨタ「プリウス Gパッケージ」。希望小売価格270万9000円(消費税込み)を車両の取得価格としよう。
トヨタ「プリウス Gパッケージ」
まず「自動車取得税」。本来ならば、取得価格270万9000円に5%、13万5450円の税金がかかる。しかし、エコカー減税ならゼロだ。
次に「自動車重量税」。モデル車種の車体重量は1280kg。車重1.5トン以下の区分なので、本来ならば3年間で5万6700円の税金がかかるはずだ。しかし、これもゼロ。
ここまでで19万2150円の減税が受けられるが、今回のモデル車種の場合、購入時期を前倒しすることで、さらに減税がプラスされる。それは「自動車税」だ。
実は、すでに実施されている税制では、エコカーに対しては普通車のみ「自動車税」が最大50%軽減(翌年度分)されている。この「自動車税」減税の適用期限は平成22年3月末まで。そこで、エコカー減税の開始が予定されている平成21年4月から平成22年3月末までの1年間に対象となるエコカーを購入(新規登録)すると、「自動車取得税」と「自動車重量税」にあわせて「自動車税」でも減税が受けられるということになる。クルマにかかわる税金で、消費税を除くすべてで減税のメリットを享受できる。
モデル車種の排気量は1496ccで、「自動車税」での区分は1リットル超1.5リットル以下。だから、通常なら年間3万4500円の税金が課せられる。この場合、翌年度分について50%の減税が受けられる。額は1万7250円となる。
以上から、モデル車種「プリウス Gパッケージ」で受けられる減税は、20万9400円となる。
エコカーの買い換えを考えている人は、今回のシミュレーションを参考に、あらかじめ車種を決めておいて、エコカー減税を利用して購入するのがオススメだ。
(2008年12月16日 eJAFMATE編集部 徳永智)
http://jafmate.jp/eco/20081216_721.ph
来年4月に実施が予定されているエコカー減税。車種や時期によっては、数十万円に及ぶ自動車にかかわる税金が数万円にまで減額される。エコカー買い換えのチャンスと言えそうだ。実際にどれくらいの額が減税されるのか、シミュレーションをしてみよう。
まずは、クルマにかかる税金について整理してみよう。
クルマを購入する際にまずかかるのが「自動車取得税」。消費税5%を含む車両の取得価格に、普通乗用車の場合は5%、軽自動車の場合は3%の税金が課せられる。次に、クルマを所有するのにかかる税金が2種類ある。クルマの重さに応じて年間で決まった額が課せられる「自動車重量税」と、エンジンの排気量に応じて年間で決まった額が課せられる「自動車税」だ。
来年4月からのエコカー減税では、以上のうち、「自動車取得税」と「自動車重量税」が減税対象となっている。そして減税率は、車種によって異なる。そのため、減税をフル活用するには、来年4月以降に購入することを前提に、減税効果の高い車種を選択することが不可欠だ。
そこで最も減税率が高い100%、すなわち免除の車種はというと、電気自動車や燃料電池車、天然ガス自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車、クリーンディーゼル車が対象となっている。燃料電池車や天然ガス自動車はマイカーとして適当ではないので除外するとして、電気自動車やプラグインハイブリッド車についても、まだ実用的な市販車は出ていない。だから、選択肢はハイブリッド車とクリーンディーゼル車に絞られる。
とはいっても、ハイブリッド車もクリーンディーゼル車も、それぞれ100%の減税を受けるには、燃費や排ガス基準で条件がある。ハイブリッド車では、平成22年度燃費基準+25%かつ平成17年排出ガス基準75%以上低減(☆☆☆☆)、クリーンディーゼル車では、平成21年排出ガス基準に適合している必要がある。これらの条件に合致するのは、今年9月時点で以下の10車種となる。
ハイブリッド車:
トヨタ「プリウス」「エスティマハイブリッド」「アルファードハイブリッド」「ハリアーハイブリッド」「クラウンハイブリッド」、レクサス「LS600hL」「LS600h」「GS450h」、ホンダ「シビックハイブリッド」
クリーンディーゼル車:
日産「エクストレイル」
このほか、来年の早い時期にホンダから新型ハイブリッド車「インサイト」が登場することは確実なようなので、インサイトも選択肢に入れてもよいだろう。
さて、実際にどれくらい税金が安くなるかを、モデル車種を決めて、減税額を計算してみよう。モデル車種は、トヨタ「プリウス Gパッケージ」。希望小売価格270万9000円(消費税込み)を車両の取得価格としよう。
トヨタ「プリウス Gパッケージ」
まず「自動車取得税」。本来ならば、取得価格270万9000円に5%、13万5450円の税金がかかる。しかし、エコカー減税ならゼロだ。
次に「自動車重量税」。モデル車種の車体重量は1280kg。車重1.5トン以下の区分なので、本来ならば3年間で5万6700円の税金がかかるはずだ。しかし、これもゼロ。
ここまでで19万2150円の減税が受けられるが、今回のモデル車種の場合、購入時期を前倒しすることで、さらに減税がプラスされる。それは「自動車税」だ。
実は、すでに実施されている税制では、エコカーに対しては普通車のみ「自動車税」が最大50%軽減(翌年度分)されている。この「自動車税」減税の適用期限は平成22年3月末まで。そこで、エコカー減税の開始が予定されている平成21年4月から平成22年3月末までの1年間に対象となるエコカーを購入(新規登録)すると、「自動車取得税」と「自動車重量税」にあわせて「自動車税」でも減税が受けられるということになる。クルマにかかわる税金で、消費税を除くすべてで減税のメリットを享受できる。
モデル車種の排気量は1496ccで、「自動車税」での区分は1リットル超1.5リットル以下。だから、通常なら年間3万4500円の税金が課せられる。この場合、翌年度分について50%の減税が受けられる。額は1万7250円となる。
以上から、モデル車種「プリウス Gパッケージ」で受けられる減税は、20万9400円となる。
エコカーの買い換えを考えている人は、今回のシミュレーションを参考に、あらかじめ車種を決めておいて、エコカー減税を利用して購入するのがオススメだ。
(2008年12月16日 eJAFMATE編集部 徳永智)
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