AT-1新富士駅店の社長ブログ
米国新車販売、33.7%減とほぼ横ばい…5月実績 [インサイト]
投稿日時:2009/06/03(水) 11:40
米国新車販売、33.7%減とほぼ横ばい…5月実績
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000002-rps-ind
6月3日11時40分配信 レスポンス
ホンダインサイト
民間調査会社のオートデータ社は2日、5月の米国新車販売の結果を公表した。それによると、総販売台数は92万5824台で、前年同月比は33.7%減と4月の34.4%減からほぼ横ばい。19か月連続の前年実績割れが続いている。
米国ビッグ3では、GMとフォードが前年同月比の落ち込み幅を、4月の3割台から5月は2割台へ回復させた。首位のGM(サーブを除く)は19万0098 台で、前年同月比は28.7%減。フォードは2か月連続でトヨタを上回り、2位の座をキープ。ボルボを除いた販売台数は15万5620台で、前年同月比は 24.2%減という結果だ。
しかし、破産法の適用を申請したクライスラーは、ホンダに抜かれて2か月連続の5位。その販売台数は7万9010台で、前年同月比は46.9%減と、ほぼ半減という厳しい状況である。
日本メーカーのビッグ3では、3位のトヨタが前年同月比40.7%減の15万2583台と、4月の41.9%減並みの大幅な落ち込み。主力セダンの『カムリ』が36.6%減の3万1325台、『カローラ』が53.7%減の2万3576台と減少した。5月下旬にモデルチェンジした『プリウス』は、新型の販売台数がそれほど反映されていない様子で、30.2%減の1万0091台にとどまった。
クライスラーを抜いて2か月連続4位のホンダは、9万8344台。しかし、前年同月比は4月の25.3%減から5月は41.5%減へ、大きく後退した。4 月はやや持ち直した主力の『アコード』が46.3%減の2万2597台、『シビック』が59.6%減の2万0723台と、ともに大幅な減少。一方、4月に米国デビューを飾った新型『インサイト』は、2780台を販売。4月の2096台と比べて意外に伸びておらず、需要に供給が追いついていないもようだ。
6位の日産は6万7489台で、前年同月比は33.1%減と4月の37.8%減から少し回復。そんな中、新型『マキシマ』が86%増の6082台と売れているのが目を引く。これは6月1日まで実施していた特別リースプログラムの効果だ。また、4月にマイナスに転じた小型SUVの『ローグ』は、5月は11%増の8287台と盛り返した。米国初登場の『キューブ』も、1745台を販売している。
ビッグ6に続く7位の定位置をキープした感のあるヒュンダイは、前年同月比20.4%減の3万6937台と4か月連続のマイナス。失業したら車両を返却すれば残債が免除される新ローン、「アシュランスプログラム」の効果も、そろそろ息切れといったところだ。
キアを抜いて8位に浮上したフォルクスワーゲン(アウディなどを含む)は、前年同月比12.6%減の2万7251台。9位のキアは前年同月比16.1%減の2万6060台。乗用車系は28.2%減と不調だったが、ライトトラック系は新型SUV『ボレゴ』の効果で、14.6%増の1万0073台と好調だ。
10位のBMW(MINIなどを含む)は、27.6%減の2万3019台。4月の13位から11位へ順位を上げたスバルは、前年同月比5%減の1万 7505台。これは新型『レガシィ』が前年同月比53%増の3022台を販売し、乗用車系が1.4%減の1万0663台と持ち直したのが大きい。
12位のマツダは40.1%減の1万6718台。13位のダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は33.4%減の1万6310台。スマートは56.6%減の1169台と、大幅な落ち込みだ。
クライスラーに続いてGMも破産法を申請し、米国ビッグ3の2社が経営破たんするという異常事態。この2社は、米国内のディーラー網の大幅リストラを進めており、米国新車市場がさらに冷え込む可能性もある。
《レスポンス 森脇稔》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000002-rps-ind
6月3日11時40分配信 レスポンス
ホンダインサイト
民間調査会社のオートデータ社は2日、5月の米国新車販売の結果を公表した。それによると、総販売台数は92万5824台で、前年同月比は33.7%減と4月の34.4%減からほぼ横ばい。19か月連続の前年実績割れが続いている。
米国ビッグ3では、GMとフォードが前年同月比の落ち込み幅を、4月の3割台から5月は2割台へ回復させた。首位のGM(サーブを除く)は19万0098 台で、前年同月比は28.7%減。フォードは2か月連続でトヨタを上回り、2位の座をキープ。ボルボを除いた販売台数は15万5620台で、前年同月比は 24.2%減という結果だ。
しかし、破産法の適用を申請したクライスラーは、ホンダに抜かれて2か月連続の5位。その販売台数は7万9010台で、前年同月比は46.9%減と、ほぼ半減という厳しい状況である。
日本メーカーのビッグ3では、3位のトヨタが前年同月比40.7%減の15万2583台と、4月の41.9%減並みの大幅な落ち込み。主力セダンの『カムリ』が36.6%減の3万1325台、『カローラ』が53.7%減の2万3576台と減少した。5月下旬にモデルチェンジした『プリウス』は、新型の販売台数がそれほど反映されていない様子で、30.2%減の1万0091台にとどまった。
クライスラーを抜いて2か月連続4位のホンダは、9万8344台。しかし、前年同月比は4月の25.3%減から5月は41.5%減へ、大きく後退した。4 月はやや持ち直した主力の『アコード』が46.3%減の2万2597台、『シビック』が59.6%減の2万0723台と、ともに大幅な減少。一方、4月に米国デビューを飾った新型『インサイト』は、2780台を販売。4月の2096台と比べて意外に伸びておらず、需要に供給が追いついていないもようだ。
6位の日産は6万7489台で、前年同月比は33.1%減と4月の37.8%減から少し回復。そんな中、新型『マキシマ』が86%増の6082台と売れているのが目を引く。これは6月1日まで実施していた特別リースプログラムの効果だ。また、4月にマイナスに転じた小型SUVの『ローグ』は、5月は11%増の8287台と盛り返した。米国初登場の『キューブ』も、1745台を販売している。
ビッグ6に続く7位の定位置をキープした感のあるヒュンダイは、前年同月比20.4%減の3万6937台と4か月連続のマイナス。失業したら車両を返却すれば残債が免除される新ローン、「アシュランスプログラム」の効果も、そろそろ息切れといったところだ。
キアを抜いて8位に浮上したフォルクスワーゲン(アウディなどを含む)は、前年同月比12.6%減の2万7251台。9位のキアは前年同月比16.1%減の2万6060台。乗用車系は28.2%減と不調だったが、ライトトラック系は新型SUV『ボレゴ』の効果で、14.6%増の1万0073台と好調だ。
10位のBMW(MINIなどを含む)は、27.6%減の2万3019台。4月の13位から11位へ順位を上げたスバルは、前年同月比5%減の1万 7505台。これは新型『レガシィ』が前年同月比53%増の3022台を販売し、乗用車系が1.4%減の1万0663台と持ち直したのが大きい。
12位のマツダは40.1%減の1万6718台。13位のダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は33.4%減の1万6310台。スマートは56.6%減の1169台と、大幅な落ち込みだ。
クライスラーに続いてGMも破産法を申請し、米国ビッグ3の2社が経営破たんするという異常事態。この2社は、米国内のディーラー網の大幅リストラを進めており、米国新車市場がさらに冷え込む可能性もある。
《レスポンス 森脇稔》
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