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ブログ 2009/6/10
【トヨタ プリウス 新型発表】日本精工、HV専用低トルク玉軸受を開発[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/06/10(水) 20:41
【トヨタ プリウス 新型発表】日本精工、HV専用低トルク玉軸受を開発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000038-rps-ind
6月10日20時41分配信 レスポンス
ハイブリッド車向け低トルク玉軸受
日本精工は、従来に比べて、30 - 45%摩擦損失を低減した「ハイブリッドカー専用低トルク玉軸受」を開発、トヨタの新型ハイブリッド『プリウス』に採用されたと発表した。需要が伸びているハイブリッドカー向けに拡販を図り、2013年に売上30億円以上を目指す。
エンジンとモータを効率良く組み合わせることで低燃費と低排出を実現したハイブリッドカーは、急速に需要が高まっている。新世代ハイブリッドカーの変速機(駆動部)に使われる軸受には、燃費改善のため、損失トルク低減(低トルク化)のニーズが高まっている。
今回開発したハイブリッドカー専用低トルク玉軸受は、摩擦損失を30 - 45%程度低減することで、燃費効率改善に貢献する。同社はこの製品をトヨタ自動車の新型プリウスへの搭載を皮切りに、今後国内外の自動車メーカーのハイブリッドカーへの拡販を図る。
《レスポンス 編集部》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000038-rps-ind
6月10日20時41分配信 レスポンス
ハイブリッド車向け低トルク玉軸受
日本精工は、従来に比べて、30 - 45%摩擦損失を低減した「ハイブリッドカー専用低トルク玉軸受」を開発、トヨタの新型ハイブリッド『プリウス』に採用されたと発表した。需要が伸びているハイブリッドカー向けに拡販を図り、2013年に売上30億円以上を目指す。
エンジンとモータを効率良く組み合わせることで低燃費と低排出を実現したハイブリッドカーは、急速に需要が高まっている。新世代ハイブリッドカーの変速機(駆動部)に使われる軸受には、燃費改善のため、損失トルク低減(低トルク化)のニーズが高まっている。
今回開発したハイブリッドカー専用低トルク玉軸受は、摩擦損失を30 - 45%程度低減することで、燃費効率改善に貢献する。同社はこの製品をトヨタ自動車の新型プリウスへの搭載を皮切りに、今後国内外の自動車メーカーのハイブリッドカーへの拡販を図る。
《レスポンス 編集部》
環境対応は産業競争力の中核に、野心的目標は日本の好機[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/06/10(水) 19:19
環境対応は産業競争力の中核に、野心的目標は日本の好機
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000920-reu-bus_all
6月10日19時19分配信 ロイター
6月10日、環境対応は産業競争力の中核となり、野心的目標は日本の好機になるとの声が。写真は富士山で1月撮影(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 10日 ロイター] 麻生太郎首相が10日、2020年に国内の温室効果ガスを2005年比で15%削減(1990年比8%減)することを目指す中期目標を表明した。
目標の検討過程で一部の利害関係者の主張がぶつかり合った光景とは対照的に、ビジネスの現場では低炭素社会に適合した製品やサービスをどれだけ生み出せるかが企業の競争力を左右するというパラダイム・シフトが着々と進んでいる。環境政策の位置付けが世界的に高まるにつれ、太陽光発電やハイブリッド車など環境分野に強みを持つ日本の産業界が、新たな成長を実現する好機になるとの見方が急速に広がっている。
<「グリーン・ニューディール」が成長けん引>
08年後半に世界で広がった経済危機に直撃された電機と自動車の国内基幹産業にとって、目下の「希望の星」は環境関連分野だ。足元の生産活動は在庫調整の進展で持ち直しているが、今後、日本の産業界が本格的な回復軌道に向かうかどうかは、温暖化対策を経済成長につなげる政策パッケージである「グリーン・ニューディール」を通じた需要拡大をうまく取り込めるかどうかがカギを握っている。
例えば太陽電池。05年度を最後に補助金が打ち切られ国内需要は伸び悩んでいたが、今年1月に補助金が復活した。業界団体の太陽光発電協会によると、09年1―3月期の太陽電池の国内出荷は前年同期に比べ約18%増加。太陽電池国内最大手、シャープ<6753.T>の片山幹雄社長は今月5日、ロイターなどのインタビューで、太陽電池が日本国内市場において「とんでもない勢いで伸びている」と語った。来年度には、太陽電池で発電した電気を電力会社に高値で買い取らせる制度も国内で導入される。片山社長は「昨年と比べると2倍近い引き合いが来ている。(今後も)加速されると思う」と強調した。
日立製作所<6501.T>は風力・太陽光発電などの新エネルギー事業を08年度の250億円程度から15年度に2000億円規模への拡大を目指す。日立の田中幸二常務は「電力インフラと情報・通信を融合させることで日立グループの強みを発揮する」などと述べ、ここ数年続いた業績低迷からの脱却のきっかけにしたいとの考えを示した。
太陽光や風力による発電は出力が天候に左右されるため、送配電網(系統)の安定運用に支障が出るとの懸念が従来からあった。その解決策として、情報通信技術を活用し、系統の状況をタイムリーに監視し最適に運用する「スマート・グリッド」と呼ばれるシステムが今、注目を集めている。米オバマ大統領が署名して2月に成立した7870億ドル(約77兆円)の景気対策法でも、この分野で大規模な支出が盛り込まれている。今後、世界各地で同様の需要が広がることは確実だ。
ハイブリッド車用などに需要拡大が期待される二次電池や太陽電池に強い三洋電機<6764.T>の買収を計画しているパナソニック<6752.T>の大坪文雄社長は、5月の会見で「最近のグリーン・ニューディール関連の世界各国の動きをみていると、2012年度に400億円とみた(買収)効果よりも、もっと大きなシナジーを生み出す可能性があると感じている」と力説した。
<ハイブリッドも本格普及に動き出す>
自動車分野でも環境シフトが鮮明になっている。国内の新車販売(軽自動車と輸入車除く)は4月にホンダ<7267.T>の「インサイト」(2月発売)がハイブリッド車として初めて首位に立つと、5月もトヨタ自動車<7203.T>のハイブリッド車「プリウス」(新旧合計)が1997年の発売以来初の1位になった。ホンダの近藤広一副社長は「21世紀に入って環境とエネルギー問題が注目され、その中で何をしなくてはいけないのか、自動車産業は突きつけられている。環境に対応した自動車をいかに安く大量に作るか、この技術をいち早く確立できたメーカーだけが生き残れる」と語る。
ハイブリッド車は車両価格が急激に下がり始めたほか、4月に始まったエコカー減税の後押しもあり、新車販売(輸入車と軽自動車を除く)に占める比率が3月の3%から4月には9%、5月には12%に急増している。
JPモルガン証券は、2020年にはこの比率が日本で18.8%、米国で19.4%、中国で13.0%、欧州で14.6%に達すると予想。同社の自動車アナリスト・中西孝樹氏は「ハイブリッドのマーケットは世界で最も伸びる市場」と指摘する。
<経済成長とCO2はデカップリングへ>
20年の温室ガス排出量を05年比15%減とする中期目標は、政府が示した削減案の6つの選択肢のうち同14%減とする「シナリオ3」に最も近い。中期目標の検討過程で政府は、温暖化対策を実施した場合の経済への影響に関する試算を示し、シナリオ3では、05年から20年までの間に実質国内総生産(GDP)を0.6%押し下げるとしたが、ほぼ無視してよい水準といえる。
一方、経済影響に関する同試算では、太陽電池やハイブリッド車など低炭素社会に適合したビジネスが広がることのプラス影響は十分に分析されなかった。環境省関係者は「世界はグリーン・グロース(緑の成長)に向けて動き出しているのに、国内では重厚長大産業を中心に、コスト増で足かせになるという議論ばかりが目立った」と、中期目標策定の議論を振り返る。
有識者が集まった今月2日の会合で「中期目標に向けて」と題した緊急メッセージが発表された。その際の会見で、京都大経済研究所の佐和隆光・特任教授は「(今後は)経済成長とCO2(二酸化炭素)排出、エネルギー消費量の関係はデカップリング(非連動)する」と指摘。その上で「日本では第3次産業の比率が高まり、製造業の中でも素材型産業の比率が低下することで経済がソフト化し、結果としてCO2の排出量が減るだろう」と語った。
(ロイター日本語ニュース、浜田健太郎、取材協力:久保信博、村井令二;編集 田巻 一彦)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000920-reu-bus_all
6月10日19時19分配信 ロイター
6月10日、環境対応は産業競争力の中核となり、野心的目標は日本の好機になるとの声が。写真は富士山で1月撮影(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 10日 ロイター] 麻生太郎首相が10日、2020年に国内の温室効果ガスを2005年比で15%削減(1990年比8%減)することを目指す中期目標を表明した。
目標の検討過程で一部の利害関係者の主張がぶつかり合った光景とは対照的に、ビジネスの現場では低炭素社会に適合した製品やサービスをどれだけ生み出せるかが企業の競争力を左右するというパラダイム・シフトが着々と進んでいる。環境政策の位置付けが世界的に高まるにつれ、太陽光発電やハイブリッド車など環境分野に強みを持つ日本の産業界が、新たな成長を実現する好機になるとの見方が急速に広がっている。
<「グリーン・ニューディール」が成長けん引>
08年後半に世界で広がった経済危機に直撃された電機と自動車の国内基幹産業にとって、目下の「希望の星」は環境関連分野だ。足元の生産活動は在庫調整の進展で持ち直しているが、今後、日本の産業界が本格的な回復軌道に向かうかどうかは、温暖化対策を経済成長につなげる政策パッケージである「グリーン・ニューディール」を通じた需要拡大をうまく取り込めるかどうかがカギを握っている。
例えば太陽電池。05年度を最後に補助金が打ち切られ国内需要は伸び悩んでいたが、今年1月に補助金が復活した。業界団体の太陽光発電協会によると、09年1―3月期の太陽電池の国内出荷は前年同期に比べ約18%増加。太陽電池国内最大手、シャープ<6753.T>の片山幹雄社長は今月5日、ロイターなどのインタビューで、太陽電池が日本国内市場において「とんでもない勢いで伸びている」と語った。来年度には、太陽電池で発電した電気を電力会社に高値で買い取らせる制度も国内で導入される。片山社長は「昨年と比べると2倍近い引き合いが来ている。(今後も)加速されると思う」と強調した。
日立製作所<6501.T>は風力・太陽光発電などの新エネルギー事業を08年度の250億円程度から15年度に2000億円規模への拡大を目指す。日立の田中幸二常務は「電力インフラと情報・通信を融合させることで日立グループの強みを発揮する」などと述べ、ここ数年続いた業績低迷からの脱却のきっかけにしたいとの考えを示した。
太陽光や風力による発電は出力が天候に左右されるため、送配電網(系統)の安定運用に支障が出るとの懸念が従来からあった。その解決策として、情報通信技術を活用し、系統の状況をタイムリーに監視し最適に運用する「スマート・グリッド」と呼ばれるシステムが今、注目を集めている。米オバマ大統領が署名して2月に成立した7870億ドル(約77兆円)の景気対策法でも、この分野で大規模な支出が盛り込まれている。今後、世界各地で同様の需要が広がることは確実だ。
ハイブリッド車用などに需要拡大が期待される二次電池や太陽電池に強い三洋電機<6764.T>の買収を計画しているパナソニック<6752.T>の大坪文雄社長は、5月の会見で「最近のグリーン・ニューディール関連の世界各国の動きをみていると、2012年度に400億円とみた(買収)効果よりも、もっと大きなシナジーを生み出す可能性があると感じている」と力説した。
<ハイブリッドも本格普及に動き出す>
自動車分野でも環境シフトが鮮明になっている。国内の新車販売(軽自動車と輸入車除く)は4月にホンダ<7267.T>の「インサイト」(2月発売)がハイブリッド車として初めて首位に立つと、5月もトヨタ自動車<7203.T>のハイブリッド車「プリウス」(新旧合計)が1997年の発売以来初の1位になった。ホンダの近藤広一副社長は「21世紀に入って環境とエネルギー問題が注目され、その中で何をしなくてはいけないのか、自動車産業は突きつけられている。環境に対応した自動車をいかに安く大量に作るか、この技術をいち早く確立できたメーカーだけが生き残れる」と語る。
ハイブリッド車は車両価格が急激に下がり始めたほか、4月に始まったエコカー減税の後押しもあり、新車販売(輸入車と軽自動車を除く)に占める比率が3月の3%から4月には9%、5月には12%に急増している。
JPモルガン証券は、2020年にはこの比率が日本で18.8%、米国で19.4%、中国で13.0%、欧州で14.6%に達すると予想。同社の自動車アナリスト・中西孝樹氏は「ハイブリッドのマーケットは世界で最も伸びる市場」と指摘する。
<経済成長とCO2はデカップリングへ>
20年の温室ガス排出量を05年比15%減とする中期目標は、政府が示した削減案の6つの選択肢のうち同14%減とする「シナリオ3」に最も近い。中期目標の検討過程で政府は、温暖化対策を実施した場合の経済への影響に関する試算を示し、シナリオ3では、05年から20年までの間に実質国内総生産(GDP)を0.6%押し下げるとしたが、ほぼ無視してよい水準といえる。
一方、経済影響に関する同試算では、太陽電池やハイブリッド車など低炭素社会に適合したビジネスが広がることのプラス影響は十分に分析されなかった。環境省関係者は「世界はグリーン・グロース(緑の成長)に向けて動き出しているのに、国内では重厚長大産業を中心に、コスト増で足かせになるという議論ばかりが目立った」と、中期目標策定の議論を振り返る。
有識者が集まった今月2日の会合で「中期目標に向けて」と題した緊急メッセージが発表された。その際の会見で、京都大経済研究所の佐和隆光・特任教授は「(今後は)経済成長とCO2(二酸化炭素)排出、エネルギー消費量の関係はデカップリング(非連動)する」と指摘。その上で「日本では第3次産業の比率が高まり、製造業の中でも素材型産業の比率が低下することで経済がソフト化し、結果としてCO2の排出量が減るだろう」と語った。
(ロイター日本語ニュース、浜田健太郎、取材協力:久保信博、村井令二;編集 田巻 一彦)
【トヨタ プリウス 新型発表】堤工場…太陽光発電で年740tのCO2削減[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/06/10(水) 11:10
【トヨタ プリウス 新型発表】堤工場…太陽光発電で年740tのCO2削減
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000011-rps-ind
6月10日11時10分配信 レスポンス
森の中の工場
トヨタ自動車は8日、『プリウス』を生産している堤工場を報道陣に公開した。そのスローガンは「エコな車は、エコな工場・人から」---。
同工場は環境面でトヨタのモデル工場になっており、「森の中の工場」を目指している。敷地内には5万本の樹木が植樹され、文字通り緑豊かな工場になっている。
また、屋根には太陽光パネルが並んでおり、その面積は約1万5000平方m。「発電量は2000kW超で、これは一般家庭約500軒分の電力に相当し、二酸化炭素削減として年間740tの効果があり、原油量でドラム缶2500本に相当する」(堤工場関係者)という。
そのほか、工場の壁面には薄い黄緑色の光触媒塗料が塗られており、これによって、酸性雨の原因になっている有害物質を無害に変えている。工場で使用する水についても、きれいに浄化して毎日5000t放流している。しかも、その水は放流先の川の5倍もきれいな水とのことで、地元からは川の浄化に役立つため、どんどん放流してほしいと言われているそうだ。
《レスポンス 山田清志》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000011-rps-ind
6月10日11時10分配信 レスポンス
森の中の工場
トヨタ自動車は8日、『プリウス』を生産している堤工場を報道陣に公開した。そのスローガンは「エコな車は、エコな工場・人から」---。
同工場は環境面でトヨタのモデル工場になっており、「森の中の工場」を目指している。敷地内には5万本の樹木が植樹され、文字通り緑豊かな工場になっている。
また、屋根には太陽光パネルが並んでおり、その面積は約1万5000平方m。「発電量は2000kW超で、これは一般家庭約500軒分の電力に相当し、二酸化炭素削減として年間740tの効果があり、原油量でドラム缶2500本に相当する」(堤工場関係者)という。
そのほか、工場の壁面には薄い黄緑色の光触媒塗料が塗られており、これによって、酸性雨の原因になっている有害物質を無害に変えている。工場で使用する水についても、きれいに浄化して毎日5000t放流している。しかも、その水は放流先の川の5倍もきれいな水とのことで、地元からは川の浄化に役立つため、どんどん放流してほしいと言われているそうだ。
《レスポンス 山田清志》
トヨタは精度 ホンダは速度 低価格HV 秘訣は現場改善[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/06/10(水) 08:16
トヨタは精度 ホンダは速度 低価格HV 秘訣は現場改善
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090609-00000024-fsi-bus_all
6月10日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
従来モデルよりも約30万円安い最低価格205万円で市場に投入したトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「新型プリウス」と、同189万円のホンダのHV「インサイト」。HVは値段が高いというイメージを打ち破り、200万円前後まで低価格化できたのは、コスト削減手法を導入したからだ。両社の工場の “カイゼン”効果をみた。
「新型プリウスだからではなく、普段から工程段階でしっかり作り込み不良品は出さない」。8日に堤工場(愛知県豊田市)のプリウス生産ラインを報道関係者に初公開したトヨタ自動車の藤岡高広常務役員は、従来からの努力を強調した。
とはいえ、プリウスならではの工夫もみられる。組立工程では、ボンネット内部に取り付ける制御装置「インバーター」の周囲にウレタン製の緩衝材を敷く。インバーターはコンピューターで制御する精密部品で、取り付ける際にぶつけたりして傷つけないための工夫だ。また、ガソリン車の2倍以上の電子部品を使うため、検査項目が3倍近くになることから、新たな検査システムを開発。検査時間の短縮化を図った。検査ラインには全長40メートルの遮音ブースも設け、スイッチ操作などの異音を見つけやすくした。
検査段階で問題があると判断され、修正が必要になるのはわずか0.05%。1日の生産台数は2300台なので、1台の不良が出るか出ないかという水準だ。不良品を生まない工夫の積み重ねが、生産コスト圧縮と販売価格引き下げの原動力となった。
一方、インサイトを生産するホンダの鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)。2001年から生産する「シビックHV」をベースに製造手法の改良を重ねた。ニッケル水素電池と制御装置を組み合わせた電気モーター「インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)」の組み立ては、インサイトでは従来のセル生産からライン生産に変更。ロボットを使うことで1台当たりの製造時間は従来の23分から、52秒と大幅に短縮した。モーターのコイルを巻く装置の速度も従来比2倍に高速化。ボディーのプレス工程でも、左右のインナーパネルを同時加工するなどで、全体の製造コストは従来比40%削減できたという。
HVはエコカー減税などの追い風もあって、5月の車名別ランキングではプリウスが1位、インサイトが3位に入り、人気車種に躍り出た。今後は電気自動車などHVのライバル車が続々と登場する。この追撃をかわすためにも、両社のコストダウンへの戦いは続く。(松村信仁)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090609-00000024-fsi-bus_all
6月10日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
従来モデルよりも約30万円安い最低価格205万円で市場に投入したトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「新型プリウス」と、同189万円のホンダのHV「インサイト」。HVは値段が高いというイメージを打ち破り、200万円前後まで低価格化できたのは、コスト削減手法を導入したからだ。両社の工場の “カイゼン”効果をみた。
「新型プリウスだからではなく、普段から工程段階でしっかり作り込み不良品は出さない」。8日に堤工場(愛知県豊田市)のプリウス生産ラインを報道関係者に初公開したトヨタ自動車の藤岡高広常務役員は、従来からの努力を強調した。
とはいえ、プリウスならではの工夫もみられる。組立工程では、ボンネット内部に取り付ける制御装置「インバーター」の周囲にウレタン製の緩衝材を敷く。インバーターはコンピューターで制御する精密部品で、取り付ける際にぶつけたりして傷つけないための工夫だ。また、ガソリン車の2倍以上の電子部品を使うため、検査項目が3倍近くになることから、新たな検査システムを開発。検査時間の短縮化を図った。検査ラインには全長40メートルの遮音ブースも設け、スイッチ操作などの異音を見つけやすくした。
検査段階で問題があると判断され、修正が必要になるのはわずか0.05%。1日の生産台数は2300台なので、1台の不良が出るか出ないかという水準だ。不良品を生まない工夫の積み重ねが、生産コスト圧縮と販売価格引き下げの原動力となった。
一方、インサイトを生産するホンダの鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)。2001年から生産する「シビックHV」をベースに製造手法の改良を重ねた。ニッケル水素電池と制御装置を組み合わせた電気モーター「インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)」の組み立ては、インサイトでは従来のセル生産からライン生産に変更。ロボットを使うことで1台当たりの製造時間は従来の23分から、52秒と大幅に短縮した。モーターのコイルを巻く装置の速度も従来比2倍に高速化。ボディーのプレス工程でも、左右のインナーパネルを同時加工するなどで、全体の製造コストは従来比40%削減できたという。
HVはエコカー減税などの追い風もあって、5月の車名別ランキングではプリウスが1位、インサイトが3位に入り、人気車種に躍り出た。今後は電気自動車などHVのライバル車が続々と登場する。この追撃をかわすためにも、両社のコストダウンへの戦いは続く。(松村信仁)
【VW シロッコ 日本発表】シロッコでなければできない遊び[AT-1新富士駅店の社長ブログ]
投稿日時:2009/06/10(水) 00:00
【VW シロッコ 日本発表】シロッコでなければできない遊び
http://autos.yahoo.co.jp/news/detail/0/125708/
2009年6月10日(水)
『シロッコ』でなければできなかったデザイン的な特徴がいくつかあると、フォルクスワーゲンAGデザイン部エクステリアデザイナー、アンドレアス・ミント(Andreas Mindt)さんは言う。
「たとえばリアゲートとルーフのつなぎの部分に2つの盛り上がりがあります。これは、リアゲートのヒンジ処理の関係で、エンジニアからはこの部分は高くしないといけないと言われたのです。しかし、本来は平らにすべきところです。デザイナーとしては高くしたくなかった。けれど、仕方なく少し盛り上がりをつけました」
「とても苦労して何度もどういった処理がいいか試行錯誤した結果、現在の形状となったのです。それは、実は『ユニークさ』という今回のシロッコの個性となしている部分となったのです。これはゴルフなら絶対にあり得ない処理です。シロッコだからできた遊びなんです」
また、「リアのサイドウインドウを室内から眺めると、ちょうど、へルメットのシールドを通して、外が見えるような雰囲気を持たせました。これは守られているという感じとともに、スポーティにも感じてもらえるようにしたかったのです」と言う。
(レスポンス 内田俊一)
http://autos.yahoo.co.jp/news/detail/0/125708/
2009年6月10日(水)
『シロッコ』でなければできなかったデザイン的な特徴がいくつかあると、フォルクスワーゲンAGデザイン部エクステリアデザイナー、アンドレアス・ミント(Andreas Mindt)さんは言う。
「たとえばリアゲートとルーフのつなぎの部分に2つの盛り上がりがあります。これは、リアゲートのヒンジ処理の関係で、エンジニアからはこの部分は高くしないといけないと言われたのです。しかし、本来は平らにすべきところです。デザイナーとしては高くしたくなかった。けれど、仕方なく少し盛り上がりをつけました」
「とても苦労して何度もどういった処理がいいか試行錯誤した結果、現在の形状となったのです。それは、実は『ユニークさ』という今回のシロッコの個性となしている部分となったのです。これはゴルフなら絶対にあり得ない処理です。シロッコだからできた遊びなんです」
また、「リアのサイドウインドウを室内から眺めると、ちょうど、へルメットのシールドを通して、外が見えるような雰囲気を持たせました。これは守られているという感じとともに、スポーティにも感じてもらえるようにしたかったのです」と言う。
(レスポンス 内田俊一)
2009年6月
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