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AT-1新富士駅店の社長ブログ

EV普及「200万円」境目 三菱自「アイ・ミーブ」459万円で始動 [アイ・ミーブ]

投稿日時:2009/06/06(土) 08:17

EV普及「200万円」境目 三菱自「アイ・ミーブ」459万円で始動
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000003-fsi-bus_all
6月6日8時17分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
 三菱自動車は5日、電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」を7月に発売すると発表した。二酸化炭素(CO2)を排出しないEVはハイブリッド車(HV)に続くエコカーの本命とされ、三菱自は今後もEVのラインアップを拡充する方針。EVでは富士重工業、日産自動車も名乗りを上げており、トヨタ自動車やホンダが先行するHVと環境対応車の覇権を争う。
 ≪富士重・日産も開発≫

 アイ・ミーブは4人乗り軽自動車「アイ」がベースで、大容量のリチウムイオン電池を搭載し、1回の充電で160キロ走ることができる。最高速度は、130キロ。200ボルトの普通充電ならば約7時間でフル充電、急速充電の場合も約30分で80%の充電が可能だ。都心部や市街地に住む近距離ユーザーを主要なターゲットとしている。

 燃費はガソリン車の約3分の1で、フル充電の電気代は450円程度。本体価格は459万9000円で、政府の補助金によって320万円程度で購入可能だ。

 初年度の国内販売台数は1400台で当初は法人向けに販売を行う。一般向け販売は来年4月から。海外向けでは年内に英国、香港などに右ハンドル車を250台出荷し、来年には左ハンドル車も投入する。仏PSAプジョー・シトロエンへのOEM(相手先ブランドによる生産)供給もスタートし、来年に欧州市場で本格的な販売を行う。

 記者会見で益子修社長は「2020年までに、発売する車の2割をEVや(ガソリンエンジンを併用した充電式の)プラグイン・ハイブリッド車(PHV)にしたい」と表明。世界市場で展開する戦略小型車や軽の商用車にもEVを投入する見通しで、長距離走行のニーズに対してはPHVで対応したい考えだ。

 富士重も7月から「プラグイン ステラ」の納車を始め、初年度は約170台を販売。日産は10年度から年間5万台のEV量産に乗り出す。

 ≪インフラ整備課題≫

 ただ、EVの課題は使用するリチウムイオン電池が高額なこと。「アイ・ミーブ」「プラグイン ステラ」ともに政府の補助金分を引いた実質購入費で320万円程度かかり、トヨタの「新型プリウス」(最低価格205万円)など人気のHVに比べ100万円以上高い。

 新型「プリウス」の販売動向で明らかなように「200万円」は消費者が受け入れる目安のひとつとなっている。三菱自としては量産化によってコスト削減を図り、2、3年以内に実質購入負担を200万円程度に下げ、「EVの本格普及につなげる」(益子社長)考えだ。

 また、急速充電器が設置される場所も首都圏の場合、39カ所と「まだまだ足りない」(三菱自)状況だけに、早期のインフラ整備も求められる。「EV新時代」は、多難な幕開けとなりそうだ。(山口暢彦、川上朝栄)

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